研究課題
若手研究(B)
網膜静脈分枝閉塞症に起因する黄斑浮腫の病態解明のために、トリアムシノロンアセトニドを硝子体中に投与し、その前後における前房水ケモカイン濃度を測定した。MCP-1とMIP-1βは黄斑浮腫の急性期慢性期のメカニズムに直接的には関与していないことが示された。しかしながら、前房水MIP-1β低下量は、ステロイド投与後の黄斑浮腫改善を反映している。即ち、網膜静脈分枝閉塞症に起因する黄斑浮腫でステロイドに反応する黄斑浮腫は、MIP-1βと極めて関与が深いことが示された。
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Eighty-four consecutive cases. Eye. (In press)
Acta Ophthalmologica. (In press)
Clin Ophthalmol 3
ページ: 325-328