研究課題/領域番号 |
20791299
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
小児外科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
高間 勇一 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (50467560)
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連携研究者 |
大植 孝治 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (50314315)
福澤 正洋 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (60165272)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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キーワード | WT1遺伝子 / サイレンシング / 分化誘導療法 / SiRNA / 腎芽腫 / 神経芽腫 |
研究概要 |
神経芽腫群腫瘍においてWT1蛋白の発現は分化した神経節細胞に高発現で、神経節腫は神経芽腫に比して有意に発現率が高かった。またWT1遺伝子のノックダウンにより、神経芽腫細胞株NB69で有意の腫瘍増殖の亢進が認められたことから神経芽腫においてWT1遺伝子はoncogeneとしての働きは無く、むしろ腫瘍細胞の分化に関与していることが示唆され、WT1遺伝子のサイレンシングによる分化誘導療法の可能性が示された。
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