研究課題
若手研究(B)
A群レンサ球菌(GAS)劇症型感染症等の侵襲性疾患は,病原性細菌が宿主組織内に侵入し,増殖することにより発症すると考えられている.本研究では,GASが細胞間隙を通過し,組織内へ侵入する経路に関与する因子の同定を行い,GASの上皮バリア突破機構を解析した.その結果,GASは細胞間結合タンパクの分解により上皮バリアを突破し,その機序にはGASの溶血毒素であるストレプトリジンS,および宿主のプロテアーゼであるカルパインが関与することが明らかにした.
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Biochem Biophys Res Commun 391(2)
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http://web.dent.osaka-u.ac.jp/~mcrbio/