研究課題
若手研究(B)
マウスの歯の発生過程において、出生前後間で歯乳頭における歯牙形成能が消失することが知られている。出生前後間において減少した未解明遺伝子を、マイクロアレイ法を用いて検索した。発現が増加した遺伝子数が経時的に減少していくのに対して、減少した遺伝子は出生前後で最も多く認められた(3130個)。これらの遺伝子群の中で、機能などが知られていない遺伝子は1038個あり、発現差がFold値10以上の減少を示したものが16個認められ、これらが歯牙の形態形成に関与することが示唆された。
すべて 2010
すべて 雑誌論文 (1件)
J Dent Res. 89(7)
ページ: 679-683