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2008 年度 実績報告書

ブラキシズムによる頭頸部筋の慢性疼痛発現メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 20791412
研究機関北海道大学

研究代表者

岡田 和樹  北海道大学, 北海道大学病院, 助教 (70399856)

キーワードブラキシズム / 慢性疼痛 / ストレスマーカー / 疼痛域値 / 筋血行動態 / 筋線維組成
研究概要

本研究の目的は, ブラキシズムの測定と同時にストレスマーカー, 疼痛域値, 筋血流動態, 筋線維組成, 遺伝的要因を分析し多変量解析を行うことで, ブラキシズムが頭頚部筋の慢性疼痛を引き起こすメカニズムを解明することである. 平成20年度では, ブラキシズム解析システム, ストレスマーカー測定法, 筋血流動態測定法の確立を行った.
1. ブラキシズム解析システムの確立
夜間ブラキシズムの測定には,ブラキシズム測定システムBMS-601(原田電子工業株式会社製)を使用した. 測定により得られた良好な夜間睡眠時筋活動からバースト数, バースト時間, バースト積分値などを分析し睡眠時ブラキシズムの評価が可能であることを確認した.
2. ストレスマーカー測定法の確立
ストレスを評価するにあたり, これまで報告が少ないストレスマーカーの日間変動について検討した. ストレスマーカーとして唾液中のコルチゾールを用い, 健常ボランティアを対象として, 日間変動について測定・分析した.その結果, コルチゾールにある程度の日間変動が存在することが明らかになり, ストレスを評価する際, 日間変動の存在を考慮する必要性があることを確認した.
3. 筋血流動態測定法の確立
運動負荷試験(最大咬みしめ)前後の咬筋血流動態を, 3波長型近赤外分光血流計(バイオメディカルサイエンス社製)を用いて測定し, 分析が可能であることを確認した.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 唾液中コルチゾールの日間変動2008

    • 著者名/発表者名
      松田慎平, 山口泰彦, 岡田和樹, 後藤田章人, 三上紗季, 井上農夫男
    • 学会等名
      日本顎関節学会
    • 発表場所
      大阪
    • 年月日
      2008-07-26

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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