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2008 年度 実績報告書

二次骨化中心形成過程における組織再生因子CCN2の発現様式と細胞外環境の解析

研究課題

研究課題/領域番号 20791427
研究機関岡山大学

研究代表者

岡 森彦  岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (90335612)

キーワードCCN2 / 二次骨化中心 / 内軟骨性骨化 / 組織再生因子 / 細胞外環境
研究概要

高齢化社会を迎えて、益々増加する骨・軟骨疾患の治療に対して再生医療は今もっとも注目されている。本研究では、再生医療への応用が期待できる組織再生因子CCN2の内軟骨性骨化における多様な生理作用と細胞外環境因子との関連を解明するために、1)マウス脛骨における二次骨化中心形成において、その遺伝子発現とタンパクの局在をin situ hybridization法と免疫染色法によって経時的に組織学的検討を行い、二次骨化中心形成過程におけるCCN2の生理作用について検討する。2)同時にCCN2が特異的に集積するパールカン陽性細胞の細胞外環境について細胞外マトリックス(パールカン)と細胞外プロテアーゼの局在について免疫染色法を用いて経時的に組織学的検討を加える。3)上記の結果をあわせることにより、二次骨化中心過程におけるCCN2の作用機構について細胞外環境因子を含めた精密な解析を行うことを目的とする。実験動物にはマウスを用い、二次骨化中心形成過程(生後1, 3, 7, 14, 28日)における膝関節組織を摘出した。各群4匹(計20匹)。その後、通法に従いパラフィン包埋を行い、厚さ7μmの連続切片を作製した。現在までに、本研究を遂行するためにCCN2の免疫染色ならびにin situ hybridizationを行っている。同時に、遺伝子発現部位やタンパク局在部位に共局在する他分子との関連を調べるために、軟骨組織の細胞外マトリックスの主要成分の一つであるX 型コラーゲンのin situ hybridization用のprobeを作製しているところである。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 二次骨化中心形成過程の軟骨分化段階に発生するオートファジー関連タンパクの局在2008

    • 著者名/発表者名
      岡森彦
    • 学会等名
      第26回日本骨代謝学会学術集会
    • 発表場所
      大阪国際会議場
    • 年月日
      2008-10-29

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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