審美的・機能的なインプラント治療を目指した真の付着上皮再生

2009 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20791432
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 補綴系歯学
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 熱田 生 九州大学, 大学院・歯学研究院, 助教 (30423487)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2009
• キーワード: 歯科インプラント学 / 歯科補綴学一般

研究概要

審美的・機能的なインプラント治療のために新規インプラントの形状を開発した。Stepタイプインプラントはインプラントの深部増殖を長期間にわたってブロックできるだけでなく、インプラント周囲からの外部因子の侵入をも著しく抑制する。この結果は従来のStraightタイプインプラントよりも遙かに天然歯に近い結果を示すものであるこれはインプラント周囲での上皮接着性と封鎖性を著しく高めたためであり、口腔内でのインプラント長期維持に貢献できるものと期待される。これは当初の目的を達成するものである。

研究成果

• [学会発表] インプラント周囲軟組織における封鎖性の解明について (2009)
  • 学会等名: 日本口腔インプラント学会第39 回学術大会
  • 発表場所: 大阪グランキューブ
  • 年月日: 20090900
• [学会発表] プラットホームスイッチングシステムは上皮封鎖性に有効か? (2008)
  • 学会等名: 第38 回日本口腔インプラント学会学術大会
  • 年月日: 20080000
• [学会発表] 口腔上皮細胞の接着に対するIGF-Ιの効果 (2007)
  • 学会等名: 第115 回日本補綴歯科学会学術大会
  • 年月日: 20070000
• [図書] インプラント周囲軟組織における封鎖性について (2009)
  • 著者名/発表者名: 熱田生
  • 出版者: 医歯薬出版