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2008 年度 実績報告書

顎骨骨幹異形成症(GDD)の原因遺伝子GDD1の機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 20791517
研究機関広島大学

研究代表者

水田 邦子  広島大学, 病院(〓), 歯科診療医 (40432679)

キーワード遺伝子解析 / 骨系統疾患
研究概要

これまでに我々は, GDD1遺伝子および遺伝子産物の役割を明らかにすることを目的として, 抗マウスGDD1ポリクローナル抗体を作製し, GDD1蛋白の細胞内局在, 組織分布の検討を行ってきた. しかしながら, 作製した抗マウスGDD1ポリクローナル抗体はヒトGDD1蛋白を認識しない. ヒトGDD1遺伝子の機能解析およびGDD1の病態解析を行う上で抗ヒトGDD1抗体は必要不可欠であることから, 本研究では, 新たに抗ヒトGDD1ポリクローナル抗体を作製し, ヒトGDD1蛋白の細胞内局在, 組織分布の検討, さらにそのトポロジーの解析を行い, GDD1遺伝子の機能の解明とGDD1の原因の解明と病態解析を行う計画である. 現在, 抗ヒトGDD1抗体を作製し, その抗体の評価を行い, ウェスタンブロッティング, 免疫染色に使用可能であることを確認できている. 今後は, 作製した抗体を用いてGDD1遺伝子の機能解析を進めていく予定である. 最近, GDD1を含むTMEM 16遺伝子ファミリーの遺伝子の一つであるTMEM 16Aがカルシウム依存性塩素チャネルの内在性構成要素であることが報告された(Science, 2008). TMEM 16遺伝子ファミリーの他遺伝子の機能とGDD1遺伝子との相補性に関しても今後さらに検討を行う予定である.
これまでに行ったマウス硬組織におけるGDD1蛋白の発現解析の結果を2008年7月3日第86回国際歯科学研究学会議(IADR)にて発表した.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Immunohistochemical localization of GDD1 gene product2008

    • 著者名/発表者名
      水田邦子
    • 学会等名
      第86回国際歯科学研究学会議(IADR)
    • 発表場所
      カナダ・トロント
    • 年月日
      2008-07-03

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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