研究課題
若手研究(B)
歯科治療や手術後に起こる三叉神経ニューロパシーは、長期慢性化し難治性となるものにもしばしば遭遇する。本研究は、初期の症状特異性と電気刺激閾値によりその予後を推測しようとしたものである。症状特異性としては、知覚低下のみの症例では経過良好だが、dysesthesiaなど異常感覚を有する症例では経過が悪いことが分かった。また、電気刺激認識閾値で2.15mA以上を示すものも経過が悪いことが分かった。これらにより、新鮮例のニューロパシー症例ではある程度の予後を推測することができる可能性が示唆された。
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