研究課題
若手研究(B)
本研究は、早期発見が可能な新規口腔扁平上皮癌腫瘍マーカーの確立に主眼を置いている。われわれはプロテオーム解析の技術を用いて、口腔扁平上皮癌患者血清中にSideroflexin 3 (SFXN3)の自己抗体価が特異的に上昇していることを明らかにした。患者178名、健常者145名を対象にした解析の結果、抗SFXN3抗体は72%の感度、81%の特異度を持つことが明らかとなった。フォローアップマーカーとしては患者35例を対象に追跡調査を行った結果、19例の患者で病勢に一致した抗体価の変化を示した。
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Proteomics 2
ページ: 517-527