研究課題
若手研究(B)
本研究は前癌病変である口腔白板症(OL)が癌化する分子メカニズムを解明するために、p63とNotchシグナル伝達系のクロストークに着目し、研究を行った。OLの上皮性異形成の程度が重度になるにつれて口腔粘膜上皮におけるp63の陽性率は有意に高く、逆にNotch1の発現率は低くなっていた。また、口腔白板症の癌化群は、非癌化群に比べ有意にp63の陽性率が高かった。さらに、口腔癌細胞株を用いた実験では、p63は癌細胞の増殖、分化に関与していた。
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日本口腔腫瘍学会誌 23
ページ: 17-23
顎顔面補綴 33
ページ: 15-22
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