研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、顎下腺原基からの細胞分離3次元培養による組織再構築モデルを確立した。それらの再構築組織は、最終分化マーカーとしてアクアポリンの発現も認めた。この現象は、唾液腺組織の中には幹細胞とも言うべき細胞群が含まれていることを示している。T-b。x転写因子であるBrachuryは中胚葉形成に必須の遺伝子であり、正常唾液腺におけるBrachury発現は、胎齢13. 5日目に急激な発現増加を認め、胎齢14. 5日以降はその発現量は減少していることを証明した。