研究課題
若手研究(B)
何らかの手術後や炎症、傷害、癌の発生などによって、本来痛みとならない刺激により痛みが生じるような異常疼痛が発生することがよく知られている。口腔顔面領域における異常疼痛の発生は、摂食困難に陥るため、症状はより重篤となる。この発生メカニズムや効果的な治療法に関しては未だ不明な点も多い。そこで、本研究ではラット炎症モデルと癌モデルにおける抗炎症剤による異常疼痛抑制効果を検討したところ、炎症誘発異常疼痛には効果が認められたが、癌誘発異常疼痛にはほとんど影響が見られなかった。
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