2009 年度研究成果報告書

Th17免疫細胞を主軸とした歯周炎進行機序に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号	20791608
研究種目	若手研究(B)
配分区分	補助金
研究分野	歯周治療系歯学
研究機関	東京医科歯科大学
研究代表者	小林宏明東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (50396967)
研究期間 (年度)	2008 – 2009
キーワード	歯周免疫機能学
研究概要	歯周炎は歯周病原細菌の感染に伴い炎症破壊が進行する。近年、Th17細胞が報告され、このTh17細胞はIL-23により分化増殖し破骨細胞の活性化を促進することが報告された。そこで、本研究では歯周炎患者末梢血より単核球を採取し、歯周病原細菌にて刺激しIL-23産生量を測定し検討した。しかしながら、そのIL-23産生量と歯周炎の破壊度には関係がみられなかったことから、固体の持つIL-23産生能力は、歯周疾患の進行には直接関与していない可能性が示唆された。