研究課題
若手研究(B)
Dkk1は、Wntシグナルの阻害分子であり、骨形成を阻害する方向へ導く。つまり、このタンパク質を阻害すると骨形成が促進される。抗Dkk1抗体を用いた研究では、溶解性骨病変が特徴の多発性骨髄腫に対して有効であり、またマウス実験モデルでは、リウマチにも有効であることが示されてきている。我々は、抗Dkk1抗体が、骨芽細胞に対して分化促進作用、石灰化促進作用を呈し、Wnt3aと同様の効果を示すことを明らかにした。
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