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2010 年度 実績報告書

看護師が容易に使用できる標準看護用語マッチングツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20791672
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

石橋 信江  兵庫県立大学, 看護学部, 助教 (50453155)

キーワード看護用語 / 標準化 / マッチング
研究概要

現在、病院(施設を含む)では、病院独自の看護用語が使用されており、標準化された看護用語を使用するには、病院で使用している看護用語(以下、病院看護用語とする)と標準化された看護用語をマッチングするという病院側にもシステム開発企業側にも大きな負担となる作業が必要である。そこで研究者は、看護師が簡単にマッチングできる標準看護用語マッチングツールを平成17・18年度に作成し、一部機能の評価を行った。本研究では、既に作成している標準看護用語マッチングツールの実装試験および全機能の評価と検証を行い、標準看護用語マッチングツールの有用性、信頼性を明らかにし、標準看護用語マッチングツールの修正を行うことが目的である。
そこで平成22年度は、昨年度、協力を得ることができた施設で働く看護師に、標準看護用語マッチングツールを使用してもらい、実装試験を行い、データ収集を行った。その収集したデータの分析を行い、ソフトウェア開発企業の担当者およびシステムエンジニアと現在の標準看護用語マッチングツールの問題点と課題について検討を行った。その結果、臨床現場で看護師が標準看護用語マッチングツールを使用することはできるがマスタを作成するのが困難であること、類義語などもマスタに設定し精度を上げることが必要であることが明らかとなった。これらの結果をもとに、類義語を設定できるように標準看護用語マッチングツール〈修正版〉のシステム設計を行い、標準看護用語マッチングツール〈修正版〉を構築した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2011

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Development of nursing language matching tool for nurses in JAPAN2011

    • 著者名/発表者名
      NOBUE ISHIBASHI
    • 学会等名
      14th East Asian Forum of Nursing Scholars
    • 発表場所
      大韓民国ソウル市
    • 年月日
      2011-03-12

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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