研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、死後の処置時の体験から新人看護師が抱く感情・思いからその支援を明らかにすることである。結果、死後の処置時、新人看護師は、「死に慣れたくない」「悲しい」「切ない」などの思いを抱いていた。また、死後の処置回数を重ねることで「生前に提供した看護を思い出す」「患者が元気だった時の姿を思い出す」「悔いる」「回避したい・やりたくない」が増加する傾向がみられた。自己の提供した看護を振り返るなかで悔い、死を回避しないような支援が必要である。
すべて 2010
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
死の臨床 33(1)
ページ: 140-146
東洋英和大学院紀要 6巻
ページ: 89-100