子どもの健康教育には、親と子ども、特に同性間の親子関係が非常に重要であるが、親は情報不足や方法がわからないこと、子どもとの関わりの継続性がないことにより、十分な関係性が気付けていない、その点に対しての具体的な援助が必要であることが示唆された。小学校低学年へのプログラムは子どもも親も参加しやすく学びやすいものであったが、小学校高学年から中学生へのプログラムは親の参加が困難であった。父親の参加はほとんどなく、今後は父親の参加、実施の時期や時間等の設定、さらに親への情報の提供の方法が課題として挙げられた。
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