女性において、むくみ(下肢浮腫)は日常的に自覚され、妊婦においても、健康な妊婦でも70~80%、妊娠高血圧症候群妊婦では約85%に浮腫が認められるほど高頻度なマイナートラブルである。本研究の目的は、妊婦の下腿のむくみ(浮腫)を、部位別多周波生体電気インピーダンス法(SBIA法)を用いた生体水分量の測定によって、明らかにすることである。 平成21年度は、正常妊婦健康な成人女性に対して妊婦健診時に、下肢のむくみをSBIA法を用いて測定しているところである。現在、中期、後期の横断および、同意の得られた妊婦に縦断調査を行っている。
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