先行研究から、在日コリアン高齢者は日本人高齢者と比べ、ハイリスク高齢者となりやすい傾向にあることが明らかとなっている。しかし、集住地区以外では在日コリアン高齢者の健康問題は不明な点が多く残されおり、学術レベルでの検討が必要とされている。今回の研究期間で集住地区以外での在日コリアン高齢者の社会的因子、心理的因子と身体的な健康問題を明らかにし、地域の看護、福祉職がその対策を地域で行うための看護支援モデルを策定することを目的として調査に着手した。現在、そのデータのクリーニングが終了し、分析を進めている。
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