• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2010 年度 研究成果報告書

高齢一卵性双生児における生活機能低下のペア内差異と成因の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20791765
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 地域・老年看護学
研究機関大阪大学

研究代表者

西原 玲子  大阪大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (10452434)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
キーワードADL / 生活機能 / 高齢者 / 双生児 / 身体活動
研究概要

老研式活動能力指標を用いて生活機能を測定し、遺伝的要因は生活機能にどの程度寄与しているのかを推定すること、どのような生活環境要因が双生児ペアの生活機能の差異に影響しているのかを明らかにすることを目的に研究を行った。老研式活動能力指標の下位尺度の一つである社会的役割について遺伝要因の関与が示唆されたが、生活機能に関連する大部分は個人に特有の環境要因であった。次に、双生児ペアの生活機能の差異に影響している環境要因を分析したところ、週3回以上の運動習慣が有るものでは無いものと比較し、生活機能障害のリスクが0.15倍低いことが示された。国内の双生児を対象にケースコントロール研究を行ったものはほとんど無く、今回の研究は生活機能維持のための新たなエビデンスと成り得ると考えられた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2009

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 高齢双生児の社会的役割,手段的日常生活動作に関連する遺伝的要因についての研究2010

    • 著者名/発表者名
      西原玲子, 乾富士男, 加藤憲司, 冨澤理恵, 桝谷里紗, 早川和生
    • 学会等名
      日本双生児研究学会第24回学術講演会
    • 発表場所
      石川
    • 年月日
      2010-01-23
  • [学会発表] 高齢双生児の高次生活機能に関連する遺伝的要因の検討2009

    • 著者名/発表者名
      西原玲子, 乾富士男, 冨澤理恵, 加藤憲司 早川和生
    • 学会等名
      第68回日本公衆衛生学会総会
    • 発表場所
      奈良
    • 年月日
      2009-10-22

URL: 

公開日: 2012-02-13   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi