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2009 年度 研究成果報告書

精神障害者の社会参加支援のあり方に関する研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20791776
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 地域・老年看護学
研究機関埼玉県立大学

研究代表者

関根 正  群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (20404931)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
キーワード精神看護学
研究概要

精神障害者にとっての入院経験は、長期入院生活を送る上で自己の安定性・肯定性を確保するために必要な【精神科の患者】へと自己アイデンティティを再編成した経験と意味づけされていた。そして、精神障害者にとっての「スティグマ」は自分自身を【精神科の患者】と存在規定したことであり、精神科病院での入院生活が「スティグマ」付与の過程であると示唆された。
また、社会参加過程において感じている「生活のしづらさ」は、自己の喪失感、自己表現の喪失、内なる偏見の存在の3点と考えられた。この3点は精神疾患に由来するというより、精神科病院入院中に形成された自己否定的な自己概念に由来するともの考えられた。

  • 研究成果

    (9件)

すべて 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件)

  • [雑誌論文] 精神障害者にとっての長期入院経験の意味-精神科病院におけるスティグマ付与の過程-2010

    • 著者名/発表者名
      関根正
    • 雑誌名

      群馬県立県民健康科学大学紀要 第5巻

      ページ: 29~41

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 精神障害者にとっての入院経験の意味2010

    • 著者名/発表者名
      関根正
    • 雑誌名

      響きあう街 No53

      ページ: 36~46

  • [雑誌論文] 精神障害者の社会参加過程に関する研究-地域生活を支えた要因-2009

    • 著者名/発表者名
      関根正、小林悟子
    • 雑誌名

      第39回日本看護学会論文集地域看護

      ページ: 39~41

    • 査読あり
  • [学会発表] 精神障害者の社会参加過程に関する研究-出身地域以外で生活を送る当事者への支援のあり方-2010

    • 著者名/発表者名
      関根正、小林悟子
    • 学会等名
      日本精神保健看護学会第20回学術集会
    • 年月日
      20100000
  • [学会発表] 精神障害者の社会参加過程に関する研究-長期入院後のm氏の過程-2009

    • 著者名/発表者名
      関根正、小林悟子
    • 学会等名
      日本精神保健看護学会第19回学術集会
    • 年月日
      20090000
  • [学会発表] 精神障害者にとっての社会参加過程2009

    • 著者名/発表者名
      関根正、小林悟子
    • 学会等名
      第34回日本保健医療社会学会大会
    • 年月日
      20090000
  • [学会発表] 精神障害者の社会参加過程に関する研究-地域生活を支えた要因2008

    • 著者名/発表者名
      関根正、小林悟子
    • 学会等名
      第39回日本看護学会地域看護
    • 年月日
      20080000
  • [学会発表] 当事者にとっての精神科病院への入院経験の意味2008

    • 著者名/発表者名
      関根正、小林悟子
    • 学会等名
      日本精神保健看護学会第18回学術集会
    • 年月日
      20080000
  • [学会発表] 精神科病院での入院体験が地域生活に及ぼす影響2008

    • 著者名/発表者名
      関根正
    • 学会等名
      第33回日本保健医療社会学会大会
    • 年月日
      20080000

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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