研究課題
若手研究(B)
母親に児の行動を経時的に示すことで、児の行動特性や療育の効果を検証することができ、どういった行動変容が生じたか明らかになることが分かった。児の行動は母親の精神面に影響するだけでなく、母親の精神面の均衡が児の行動を捉える際の客観性に影響していると考えられ、理解が難しい自閉症児の行動特性を母親が操作的に捉える意義は大きい。また、自閉症児をもつ母親役割だけでなく、社会や家庭で異なる役割を担えるような支援、母親が自身の時間を確保できる多様な支援機関の充実が必要である。
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日本看護科学会誌 28(3)
ページ: 34-42