研究課題
若手研究(B)
地域高齢者が要介護状態に移行するリスク要因について検討した。その結果、要支援・要介護認定の発生に関連する重要な要因には、年齢、視力の状況、家の中の役割数、外出頻度、家族構成などが上位に選ばれた。特に年齢は82歳以上で加齢とともに、家の中の役割数においては3個より少なくなればなるほど、要支援・要介護認定の発生が高くなることがわかった。外出頻度に関しては、少なくとも5日に1回は外出している者に対し、それより少ない者は約4倍要支援・要介護認定を受けやすいことが示唆された。
すべて 2011
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久留米医学会雑誌
巻: 74 ページ: 163-171