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2009 年度 実績報告書

医学論文データベースからの知識ネットワーク抽出に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20800013
研究機関東京大学

研究代表者

岡 瑞起  東京大学, 知の構造化センター, 特任研究員 (10512105)

キーワード関係抽出 / 学術情報 / 可視化
研究概要

ウェブの普及により、様々なデータが電子化され公開されることにより誰にでもアクセス可能な状況になってきている。そのような流れの一つとして、学術論文に関する情報のデジタルオンライン化が進められている。特に、コンピュータサイエンスの世界では、そのようなデジタル化が精力的に行われ情報が公開されてきており、研究者間や会議間の関係抽出、また研究トピック抽出の研究が国内外を問わず活発に行われている。一方、そのような論文情報のオンラインデータ化や公開アクセスが十分行われていない分野の一つに医学論文が挙げられる。学術情報からの情報抽出、抽出された要素関係の分析は、コンピュータサイエンスの論文文献データにおいて盛んに扱われているが、本研究の対象とする医学論文データはその性質が細分化・専門化されているという点にて大きく異なる。本研究では、このようなデータからの固有表現の抽出とそれらの間の関係抽出の新しい手法の開発、および、抽出された情報を可視化する技術の開発を行った。開発した技術を応用することにより、分野の専門家でなくてもあるトピックにおける関連研究者は誰であるのかを簡単に調査できたり、重要論文を見つけられたりといった学術に関わる調査をサポートすることがより容易になる。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (5件)

  • [雑誌論文] 検索エンジンを用いた関係の重み付け2010

    • 著者名/発表者名
      岡瑞起, 松尾豊
    • 雑誌名

      人工知能学会論文誌 25

      ページ: 1-8

    • 査読あり
  • [学会発表] 環境デザインにおけるパターン・ランゲージ2010

    • 著者名/発表者名
      岡瑞起, 李明喜, 橋本康弘, 江渡浩一郎
    • 学会等名
      The First Annual Asian PLoP
    • 年月日
      20100000
  • [学会発表] TYPO Writer:ヒトはどのように打ち間違えるのか?2010

    • 著者名/発表者名
      荒牧英治, 宇野良子, 岡瑞起
    • 学会等名
      言語処理学会第16回年次大会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2010-03-08
  • [学会発表] Measuring the Weight of Relations Between Entities2009

    • 著者名/発表者名
      岡瑞起, Yutaka Matsuo
    • 学会等名
      Third International Workshop on Service Matchmaking and Resource Retrieval in the Semantic Web
    • 発表場所
      Washington DC USA
    • 年月日
      2009-10-25
  • [学会発表] pingpong:新しいデザインのための行為抽出エンジン2009

    • 著者名/発表者名
      荒牧英治, 橋本康弘, 宇野良子, 河村美雪, 石橋素, 李明喜, 岡瑞起
    • 学会等名
      NLP若手の会第4回シンポジウム
    • 発表場所
      京都
    • 年月日
      2009-09-30
  • [学会発表] Weighting Relations in Social Networks Using the Web2009

    • 著者名/発表者名
      岡瑞起, Yutaka Matsuo
    • 学会等名
      人工知能学会全国大会
    • 発表場所
      香川
    • 年月日
      2009-06-19

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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