研究課題
若手研究(スタートアップ)
側頭葉てんかんは難治性の疾患であり、海馬の苔状線維発芽の形成が発症原因のひとつである。申請者は本研究において、分泌性Wnt阻害タンパクであるsFRP3が成体海馬に強く発現し、sFRP3ノックアウトマウスでは苔状線維発芽が促進されることを発見した。これによりsFRP3が苔状線維発芽を抑制的に制御する重要な因子でありことが判明し、今後側頭葉てんかん発症のメカニズム解明と治療法の開発に結びつく可能性があると思われる。
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Nat Neursci 13
ページ: 541-550
Science 323
ページ: 1074-1077