研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究では、上肢の左右空間位置情報の違いによる中枢運動指令の違いについて、選択的反応時間課題を用いて行動学レベル及び大脳神経細胞レベルで検討した.左右肢空間位置の逆転によって、運動パフォーマンスの違いが認められたと同時に、中枢神経系では運動肢の対側及び同側の皮質脊髄路の興奮性の増大が認められた.したがって、左右空間位置情報を操作することで中枢神経系の興奮性を増加させることができ、中枢神経系損傷者の運動回復を促す可能性が示唆された.
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Clinical Neurophysiology (印刷中)
Advances in Exercise and Sports Physiology 14巻
ページ: 57-62