バイオイメージング法による筋線維の萎縮と質的変化の分子機構解明

2009 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 20800079
• 研究種目: 若手研究(スタートアップ)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 応用健康科学
• 研究機関: (財)東京都高齢者研究・福祉振興財団
• 研究代表者: 森 秀一 地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究員 (30508677)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2009
• キーワード: 老化 / 筋萎縮 / 神経筋シナプス

研究概要

老化に伴う筋の変化は筋線維の萎縮だけでなく、同時に筋線維タイプの遅筋化が認められているが、そのメカニズムには不明な点が多い状況である。本研究では、遅筋線維と速筋線維を蛍光タンパクの発色によって明確に識別可能な遺伝子改変マウスを作製した。今後、この遺伝子改変マウスを用いて、老化に伴う筋線維タイプの変化のメカニズムを詳細に解析することで、筋萎縮に繋がる現象や指標に関して新たな知見を得ることが可能になると考えられる。

研究成果

• [雑誌論文] Hepatic insulin sensitivity assessed by integrated model of hepatic and peripheral glucose regulation. (2009)
  • 著者名/発表者名: Tokuyama K, Nagasaka S, Mori S, Takahashi N, Kusaka I, Kiyonaga A, Tanaka H, Shindo M, Ishibashi S.
  • 雑誌名: Diabetes Technol Ther 11 ページ: 487-92
  • 査読あり
• [雑誌論文] Role of the liver in glucose homeostasis in P1 3-kinase p85alpha-deficient mice. (2009)
  • 著者名/発表者名: Aoki K, Matsui J, Kubota N, Nakajima H, Iwamoto K, Takamoto I, Tsuji Y, Ohno A, Mori S, Tokuyama K, Murakami K, Asano T, Aizawa S, Tobe K, Kadowaki T, Terauchi Y.
  • 雑誌名: Am J Physiol Endocrinol Metab 296 ページ: E842-53
  • 査読あり
• [学会発表] Activation of complement is dispensable for myasthenia gravis caused by MuSK antibodies. (2009)
  • 著者名/発表者名: Mori S.
  • 学会等名: Society of Neuroscience
  • 発表場所: シカゴ(アメリカ)
  • 年月日: 2009-10-17
• [学会発表] MuSKは神経筋シナプスの維持に重要である~研究モデル動物の確立 (2009)
  • 著者名/発表者名: 森秀一
  • 学会等名: 日本体力医学会
  • 発表場所: 新潟
  • 年月日: 2009-09-20
• [学会発表] Activation of complement is dispensable for myasthenia gravis caused by MuSK antibodies. (2009)
  • 著者名/発表者名: Mori S.
  • 学会等名: 日本神経科学会
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2009-09-18
• [学会発表] MuSKは神経筋シナプスの維持に重要である~研究モデル動物の確立 (2009)
  • 著者名/発表者名: 森秀一
  • 学会等名: 日本基礎老化学会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 2009-06-20
• [図書] Myasthenia gravis disease mechanism and immune intervention (2009)
  • 著者名/発表者名: Shigemoto K, Kubo S, Mori S, Yamada S, Miyazaki T, Akiyoshi T, Maruyama S.
  • 総ページ数: 343-23
  • 出版者: Linus publication