研究課題
若手研究(スタートアップ)
異文明との接触が質量両面で劇的な発展を遂げていく一九世紀のフランスにおいて、「他者」はいかなる形で文学作品の中で描かれるのかという問題を、主に小説、旅行記というジャンルに即して検討した。「他者」をめぐる理論の構築が進む世紀後半については見通しを立てるだけにとどまったが、世紀前半については、実際に様々な国を訪れた上でその経験を多様な形で文学作品に取り入れたシャトーブリアン、ネルヴァル、フロベール、ポトツキなどについて相当の成果を得た。
すべて 2009 2008 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (1件)
仏語仏文学研究 第39号
ページ: 25-44
地中海学会月報 第317号
ページ: 5
ネルヴァル手帖 第5号
ページ: 123-143
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/futsubun/