研究課題
若手研究(スタートアップ)
明治期までの『枕草子』解釈史の中から、昭和期に起きた使用底本の切り替え等によって、本文と同時に切り捨てられてしまった部分をすべて拾い出し、古注釈と現代注の見解の関係について整理する作業を行った。『枕草子』について一度は断絶し、読みの歴史から失われてしまった「享受史」を復元する研究により、各章段・場面に関する新しい解釈の成果を得るとともに、現代における『枕草子』研究の問題の本質と課題とが明らかになった。
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和洋女子大学紀要 第50集
ページ: 245(1)-256(12)
和洋女子大学紀要(人文系編) 第49集
ページ: 1-15