研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究では、バングラデシュManikganj県の農村でのフィールドワークを通じて、住民の衛生行動-具体的には、水利用および手洗いの行動・慣習、便所の設置状況、便所利用に関する慣習、に焦点を当てて現状の把握を行った。人々は衛生教育や啓発活動を受けて「正しい知識」を持っていたが、それが必ずしも行動の決定因子となっているわけではなく、むしろ伝統的な衛生観念や慣習が要因としては大きいことが考察された。