研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究の目的は、源信(942-1017)撰『往生要集』(985年成立)の注釈書の中で最も評価の高い良忠(1199-1287)の書を、新たに発見した最古の写本に依拠しつつ構成を解明することにある。『往生要集義記』八巻には、後人の加筆が多々見られ、厳密な意味で良忠自身の著述とは言えない。そこで本研究では、それに先行する『往生要集鈔』との相違点を明確化した上で、『往生要集鈔』諸本の全体像を明らかにし、その変遷過程を究明すべく、文献学的な見知から考察を加えた。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (3件) 備考 (3件)
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佛教大学大学院紀要 38号
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