研究課題
若手研究(スタートアップ)
インド古代絵画の頂点アジャンター壁画を起点に、南インド、スリランカへと明らかに暈取りなど描法の伝統は受け継がれるが、特にスリランカのティヴァンカの物語壁画が整然とフリーズ状の画面を用い、遠近感のない空間に場面を併置する表現で、キャンディ時代の壁画には一般的な表現方法が既にここで確立され、一方、一部主題における寺院空間の位階と構図の連関も明らかとなった。なお、本研究で得た南アジアの豊富な壁画画像資料も今後の研究に貴重となる。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所/Archaeological Survey of India, India編 Vol1 (依頼論文)
ページ: 13-29
佛教藝術 304
ページ: 3-6, 9-36