研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究は、20世紀フランスの思想家に総じて見られる世界認識概念である「ユニヴェルセルなシステム」概念を検討して、その概念の歴史的成立過程と、その概念の可能性への新たな展望を切り開くことにむかった。その際に、単に「システム理論」を操作概念として転用するのではなく、システムとその外部との関係を理解するうえでのこの概念の可能性と限界を認識し明示することに留意した。研究の対象として設定した分野、地域、年代は、思想史(ジョルジュ・バタイユを中心とする)、フランス、1930年代である。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
立命館言語文化研究 第21巻4号
ページ: 197-208
立命館経済学 第57巻、第3号
ページ: 44-60