研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究では、近世において王朝物語がいかに読まれたか、特に校合や付注といった研究的態度をもって享受された様相について、人的ネットワークの観点から考究した。中でも中世から近世、近世から近代(明治)という時代の過渡期における具体相に注目し、前者については里村紹巴によって三条西家の注が近世へ、また後者については物語目録作成者(本研究では特に黒川春村に注目した)によって和学者たちの研究が近代(明治)へ、それぞれ受け継がれる様相の一端を解明した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件)
古代中世国文学 25
ページ: 13-23
平安文学の古注釈と受容 第2集
ページ: 161-177
国文学攷 202
ページ: 33-45
平安文学の古注釈と受容 第1集
ページ: 107-123