研究課題
若手研究(スタートアップ)
戦前・戦後の日本における「生存権」をめぐる議論と運動の社会学的分析を通じて、日本近代がいかに追求され、いかなる抵抗に遭い、いかに超えられようとしたかを考察した。1920年代から1960年代までの「人権」や「救貧」に関連するさまざまな議論と実践を、「国家」と「社会」と「個人」の関係性に着目しながら分析した。そして、戦前・戦後の日本における「生存権」をめぐる言説と運動および制度を一貫した枠組みで考察する理論を構築するために、福祉国家論の再検討を行った。
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社会政策 2(1)
ページ: 80-92