研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究では、コーポレート・ガバナンスが企業経営に及ぼす影響を負債に焦点を当てて分析する。資本構成と内部資本市場との関係を分析した結果、負債比率が高まると内部資本市場の効率性が低下することが示唆された。この結果は投資水準に及ぼす負債のベネフィットが内部資本市場の非効率というコストにより相殺されうることを示唆している。また、本研究では外部ガバナンスシステムにより規律づけられた経営者報酬が事後的なパフォーマンスとプラスの相関を持つことも示唆された。
すべて その他
すべて 雑誌論文 (1件)
証券アナリストジャーナル 2010年6月号(掲載予定)