研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究は、男性家族介護者の介護実態とソーシャル・サポート・ネットワークについて明らかにすることを目的とした。その結果、男性家族介護者は、食事の準備や掃除といった家事全般に困難を感じていることが明らかとなった。また、男性家族介護者のソーシャル・サポート・ネットワークのサイズは全般的に小さく、しかもそれは配偶者や同居家族の欠落によってさらに縮小する傾向が認められた。こうした人的・社会的資源の不足によるストレスは、彼らの高齢者に対する不適切な介護と関連が認められた。
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