研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究の目的は、母親の育児感情の変化を指標にして、幼稚園における子育て支援の効果を検証することである。首都圏在住で幼稚園児を持つ母親に縦断的な質問紙調査を実施した結果、預かり保育や子育て相談をよく利用する母親は、そうでない母親よりも、育児への負担感や不安感が高い傾向がみられた。しかし、1年間における子育て支援の利用頻度の高低、また、前年度と比較した上での利用の増減は、母親の育児感情の変化にほとんど影響していなかった。
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発達 No.120Vol.30
ページ: 29-36
家庭教育研究所紀要 第30号
ページ: 139-149
発達心理学研究 第19巻第2号
ページ: 87-97