研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究は、「帝国」日本と植民地台湾を結びつけるネットワークを財の移動から観察し,その担い手や取引制度が日本の「帝国」化を通じて変容していく過程の解明を目的とした。そして日本の経済的な対植民地依存は、台湾人商人が持つ関係性ネットワークと海上交通網や金融機関といった公的ネットワークの組み合わせによって実現したこと、ただし台湾人商人の競争力には限界があり、1930年代までには日本人商人に取って代わられたことを示した。
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歴史と経済 208号
立教経済学研究 64巻1号
日本植民地研究 22号
立教経済学研究 63巻3号
ページ: 89-118
社会経済史学 75巻1号
ページ: 3-26