研究課題
若手研究(スタートアップ)
本研究では、太陽風(太陽から噴き出す高速のプラズマ流)中において、アルフェン波という太陽表面で生成されている波動から磁場やプラズマの乱れた状態(MHD乱流)が生成される過程について、理論的側面からの詳細な解析を行った。本研究の進展により、(1)理論研究と観測研究の矛盾の一部(アルフェン性の減少問題、非対称な速度分布の生成問題)を修正した新しいアルフェン乱流の発展過程モデルの構築、(2)ビームプロトンの散乱に伴う非線形段階でのパラメトリック不安定性の変化過程の発見、などの成果が得られた。
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(in press)