研究課題
若手研究(スタートアップ)
海底下で形成される熱水性石英中の流体包有物は海水成分を含んでいるため、地球史を通じた過去の海水ガス組成を復元するための一つの手段となる可能性がある。そこで、本研究では地質学的時間スケールでは比較的若い第三紀試料の採取及び分析システムの構築を行い、採取した試料のガス分析を行った。その結果、他の手法で予測されている第三紀の海水二酸化炭素濃度を復元することができた。これにより本提案手法の有用性を確認することができた。
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