2008年度は研究実施計画の通り車両ナビゲーションシステムの実現に関する研究を行った。 具体的には以下のようになっている。 ・基礎検討と基礎実験 -マーカレス型車両位置特定手法の確立 SIFTとDPマッチングを用いて車載カメラから入力された画像とデータベースとの照合することで、データベース上で位置特定が可能である。 -データベース構築と基礎実験 埼玉大学構内の一部のデータベースを構築し、基礎実験を行い、評価実験のための課題を抽出し、解決方法について検討した。 ・評価実験 -データベース構築 埼玉大学正門から北浦和駅まで約3.9kmのデータベースを構築した。 ‐性能評価 実験システムを構築し、性能評価を行った。様々な環境下(時間帯、季節、天気等)での性能評価を行い、本システムの実現可能性が得られた。さらに、課題を抽出した。 ・上記の研究内容をIEEE主催の国際会議ITSC2009へ投稿中
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