研究課題
若手研究(スタートアップ)
生物種間の相利的な共生関係は、両者がそれぞれ利己的に振る舞いながらも、互いの利益とコストのバランスが釣り合っている状態と捉えることができる。しかし一方の生物が相手から過剰な搾取を行うと、両者の利益のバランスが崩れ、共生系が立ちゆかなくなることがある。本研究では植物とその花粉を運ぶ昆虫との間の送粉共生をモデルとし、共生者と相互作用をもつ第三者が、送粉者の過剰な搾取を抑制し、共生系の進化的安定性に寄与している可能性があることを明らかにした。
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