研究課題
若手研究(スタートアップ)
日本における冷温帯広葉樹林での食肉目(ツキノワグマ、テン、タヌキ)の液果の種子散布特性を解明・比較するため、各種の質的な種子散布効率として「種子の散布範囲」と「散布された種子の生存率」の2つを明らかにすることを試みた。その結果、いずれの動物種も、種子の体内通過による負の影響は認められず、3種とも有効な種子散布者である可能性が示唆された。また、特にツキノワグマの種子散布範囲を推定したところ、森林生態系において他種よりも長距離種子散布者である可能性が示された。
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Mammalian Biology 75
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Mammal Study 34
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Biology of Bear Intrusions
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OIKOS (印刷中)