研究課題
若手研究(スタートアップ)
脂肪組織における炎症性変化の増悪は、インスリン抵抗性を基盤とする糖尿病などのメタボリックシンドロームの発症・進展に深く関与している。従って、脂肪細胞の炎症制御機構を解明することは、病態予防・改善を考える上で重要である。本研究では、脂肪細胞の炎症モデルを用いて、種々の柑橘類フラボノイドによる影響とその作用メカニズムの解明を行った。その結果、柑橘類フラボノイドは、細胞内シグナル伝達経路の制御を介して、遊離脂肪酸・アディポカイン・TLR発現量・TLRシグナルに影響を与えること明らかにした。
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Biochem Biophys Res Commun. 394(3)
ページ: 728-32