汎用性の高い果実の色・成分の新しい評価法を提示することを目的に、メロンとイチゴをモデルとして、画像検索システムで用いられているColor signature法などの様々な画像解析法による新しい果実色・成分評価の有効性を検証した。その結果、Color signatureに基づく果実色の新しい評価法は従来の目視による評価と比較し、より客観的で精度の高い評価が可能であり、育種における系統の評価・選抜に有効であるとともに、Color signatureを用いた画像データベースは新しい育種素材(遺伝資源)管理システムの構築に有効であると考えられた。
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