研究課題
若手研究(スタートアップ)
(1)JCウイルスの早期タンパク質であるT抗原は、ウイルス後期遺伝子のみならず様々なプロモーターの転写活性を亢進するが、こうした転写亢進は感染許容細胞であるIMR-32細胞において特に顕著でありJCウイルス感染の細胞特異性を規定する一つの要因となっていると考えられた。(2)多くの食品に含まれ医薬品としても用いられているカフェインは、JCウイルスの早期タンパク質発現ならびにウイルスゲノム複製を抑制し、ウイルス増殖を顕著に抑制することが判明した。
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J. Biol. Chem. 285
ページ: 1544-1554