• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 研究成果報告書

採血を受ける子どもの非効果的対処行動と関連要因:個別的プレパレーションをめざして

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 20890026
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関山形大学

研究代表者

佐藤 志保  山形大学, 医学部, 助教 (00512617)

研究協力者 佐藤 幸子  山形大学, 医学部, 教授 (30299789)
塩飽 仁  東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50250808)
研究期間 (年度) 2008 – 2009
キーワード看護学 / 小児 / プレパレーション / 採血
研究概要

本研究の目的は,採血を受ける子どもを対処行動から非効果的群と効果的群に分類し,非効果的な対処行動をとる子どもの関連要因を明らかにすることである。小児科外来で採血を受ける3歳から6歳の子どもと保護者49組を対象とし,保護者による質問紙調査と採血場面の参加観察法を実施した。その結果,非効果的群12名,効果的群35名に分類され,非効果的群は効果的群に比べて年齢が有意に低かった。また,採血前の保護者の予測と採血前の子どもの行動において,情緒スコア,協力行動スコアが有意に高く,採血時に対処行動を上手くとれない子どもは,保護者も予測しており,採血前から落ち着かず協力的でない行動を表出していた。以上より,採血を受ける子どもに対して,採血前に年齢,保護者の予測,採血前の子どもの行動を把握することが重要であり,これらをアセスメントすることで個別性を兼ね備えたプレパレーションにつなげられることが示唆された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 採血を受ける子どもの非効果的対処行動と関連要因の検討2010

    • 著者名/発表者名
      佐藤志保, 佐藤幸子, 塩飽仁
    • 学会等名
      第36回日本看護研究学会学術集会
    • 発表場所
      岡山
    • 年月日
      20100821-20100822

URL: 

公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi