研究課題
若手研究(スタートアップ)
障害を抱えた子どもを地域で養育する家族のエンパワメントを測定する尺度であるFamily Empowerment Scale(以下、FES)日本語版を作成し、4-18歳の障害児の保護者205名を対象として、FES日本語版の実行可能性、内的一貫性、再テスト信頼性、収束妥当性、弁別妥当性、因子妥当性、自己効力感尺度および自尊感情尺度との併存的妥当性、社会参加活動状況の異なる2群での既知集団妥当性を検証した。その結果、FES日本語版の高い信頼性と妥当性が示され、日本で調査や研究、また看護介入や長期フォローアップ前後の評価指標として使用可能であることが示唆された。